SBI VCトレード,マウントゴックスの弁済手続き代理受領業者に

SBI VC (Mt.Gox)

2014年に経営破綻した暗号資産（仮想通貨）取引所マウントゴックス（Mt.Gox）の弁済手続における代理受領業者の1社として、SBI VCトレードが指定されたことが10月7日発表されたja

SBI VCトレードは、2021年11月16日に東京地方裁判所の認可決定を得て確定した再生計画案にしたがって、ビットコイン（BTC）およびビットコインキャッシュ（BCH）を再生管財人より代理で受領しja

S BI VCトレードにて口座開設し、「MTGOX再生債権届出システム」から口座情報を連携する。その後は再生管財人が債権者の情報と債券の情報を連携され、再生管財人はSBI VCトレードへ弁済分の暗号資産が送られ債権者の口座残高に加算されるという流れだ。

マウントゴックスは2009年に東京を拠点として設立された暗号資産取引所。2011年以降複数回ハッキングを受け、大量のビットコインを流出させた結果、2014年に経営破綻している。その後は民事再生法手続きに移行し、2021年6月に再生計画案を提出、同案は債権者による投票を経て可決された。現在は再生計画案をもとに現金およびビットコイン（BTC）での弁済準備が進められている。なお債権者はどちらで受け取るか選択が可能となっている。

2019年時点で約14万BTCを保有しているという。債権者一人あたりの弁済額は明らかになっていないが、ビットコインの価格が破産当時よりも大幅に上昇ja

SBI VC (Mt.Gox)

関 連 ニ ュ ー ス

関連ニュース